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◇イチゴふんだん8種
津山市産の小麦「ふくほのか」を使用したご当地スイーツ「津山ロール」で、今春の新作8種類の試食会が10日、市役所で開かれた。意見を参考に改良し、20日から4月19日までの期間限定で、同市と美咲、鏡野両町の洋菓子店などで販売される。
津山ロールは「ふくほのか」のPRを目的に、2010年、津山菓子組合加盟の8店舗が発売。毎年春と夏、冬には旬の食材をテーマに限定商品を用意しており、定番品と合わせて累計12万本、約1億5000万円を売り上げている。
試食会には、8店舗がそれぞれ新作を出品。今回はイチゴをふんだんに使い、スポンジで巻いたり、生クリームとともにトッピングにしたりして春を演出したものがそろい、市や観光協会などの女性職員約30人が見た目や味、食感などのアンケートに回答した。
価格は1本税込み1620円。問い合わせはつやま新産業創出機構(0868・24・0740)。
松山市文京町の愛媛大城北キャンパスで10日、2014年3月から行っていた環境整備工事が終わり、落成式が開かれた。総事業費約3億円で、噴水モニュメント(直径約6メートル)が完成したほか、約170メートルの遊歩道ができるなど約1万6000平方メートルが整備された。
同キャンパスは、敷地内に弥生時代中期(約2000年前)の集落跡地「文京遺跡」がある。遺跡の保存をしながら、学生がより憩えるキャンパスを目指して整備を進めてきたという。
落成式で、柳沢康信学長が「教育内容だけでなく、外観も自慢できるものになった」とあいさつ。船などをモチーフにした噴水モニュメントは彫刻家の浜田亨さんの作品で、浜田さんらによって除幕された。
柳沢学長は「学生だけでなく、地域の人にも楽しんでほしい」と話した。
外国などから持ち込まれ、生態系に悪影響を及ぼす外来生物の生息状況を広く把握しようと、県は「外来生物リポーター」の募集を始めた。県民にスマホやタブレット端末を通じて報告してもらい、外来生物への早期対応を行うのが目的。スマホを使った専用アプリでの情報収集は全国でも珍しいという。
外来生物の生態について、県はこれまで5年に一度、市町村などへのアンケート調査を実施していた。しかし、調査の間に定着して駆除が難しくなったことや、生息分布が変化したことなどがあり、情報をすぐに収集し早期に対応する必要性が唱えられていた。
対象となる外来生物は、県内で生息が確認される動物9種、植物3種。リポーターは、これらを県内で目撃・捕獲した場合、生物や目撃地点の写真をスマホやタブレット端末で撮影する。次に専用アプリを使い、目撃地点や種別、日時などの情報を入力すれば、県が管理するシステムに即座に送られ、共有される仕組みだ。
県自然環境保全課によると、2013年度の農作物被害額は、今回対象となった外来生物ではアライグマが1134万円、ヌートリアは1752万円に上った。また毒性のあるセアカゴケグモは昨年7月以降、県内で相次いで発見され、県や市町村が対応に追われた。
リポーターの登録は、県のホームページからメールで申請する。専用アプリはアンドロイド端末のみに対応しており、「グーグルプレイ」で無料ダウンロードできる。これまでに専門家ら10人が登録しており、当面の目標人数は100人という。同課の担当者は「登録を通じて、多くの人が外来生物について問題意識を持つきっかけになれば」と話している。
◇お薦めコース紹介 安全面にも配慮
「津市観光ボランティアガイド・ネットワーク協議会」が、倶留尊山(くろそやま)(1037メートル)や大洞(おおぼら)山(1013メートル)など、津市内の10か所の山を紹介するガイドブック「津10山(てんざん)」を作成し、11日から津駅前の観光案内所(アスト津1階)で無料配布を始める。同協議会は「津には、あまり知られていないが魅力的な山がたくさんある。ガイドブックを参考に、安全に注意しながら登山を楽しんでほしい」と呼びかけている。
ガイドブックで紹介しているのはほかに、尼ヶ岳(957メートル)▽経(きょう)ヶ峰(819メートル)▽髻(もとどり)ヶ岳(756メートル)▽矢頭山(やずさん)(730メートル)▽髯山(ひげやま)(687メートル)▽錫杖(しゃくじょう)ヶ岳(676メートル)▽高束山(たかつかやま)(500メートル)▽長谷山(はせやま)(320メートル)。
協議会は、観光ボランティアでつくる市内14の団体で構成。近年の登山ブームを受け、「市内に初心者が楽しめる山はないか」といった問い合わせが市観光協会に多数寄せられたことから、2013年12月、市の補助事業を利用し、ガイドブックの作成を始めた。
同協議会の西田久光会長(65)を中心に5~10人の観光ボランティアらが月2回程度、これら10か所の山に登って調査。登山道の整備が不十分な山では、倒木をチェーンソーで切るなどしたほか、迷いやすい登山道には、道しるべを設置した。
公益社団法人「日本山岳ガイド協会」の認定ガイド・保田辰弥さんの指導を受け、ガイドブックは、イラストから地図まですべて自前で作成。お薦めのコースや季節、駐車場の有無などを紹介している。
山登り初心者を想定し、安全面にも特別に配慮。コピーして利用できる登山計画書の書式を載せたほか、「安全登山のために」と題し、「万全の装備で」「自分の健康、体調管理などを考えて」など様々な注意点を列挙した。10か所の山を初めて登った同協議会の女性ボランティアが、各山の難易度を4段階で評価した「山ガール評価」も盛り込んだ。
登山だけでなく散策も楽しんでもらおうと、周辺の名所・旧跡や温泉施設、地場産野菜の販売所なども掲載している。
A4判27ページで、500部作成。問い合わせは同協議会(059・246・9020)。
「巨大地震を『忘れない』そして『備える』」と題したパネル展が10日、東員町のイオンモール東員で始まった。
東日本大震災の記憶を風化させず、教訓を生かそうと、国土交通省中部地方整備局が企画した。
会場には、「3・11」後、救援・救命ルートを一日でも早く確保しようと、道路や橋を修復した同省東北地方整備局の取り組みや、南海トラフ巨大地震の被害想定、事前の備えなどを紹介するパネル52枚が並ぶ。
また、津波に襲われた宮城県の小学校に残された楽器や、ねじ曲がった道路標識なども展示してあり、買い物客らがショッピングの合間に熱心に眺めていた。15日まで。