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【1】「私は理想が高いですか?(アラサー女性)」
【2】「妥協してでも恋愛すべきでしょうか?(23歳男性)」
など、発言小町のトピックスのなかでも、「恋愛においての、理想が高い」というのは、男女どちらからも沢山寄せられるテーマの1つです。
誰だって、多かれ少なかれ、恋愛関係や結婚生活には「夢」や「期待」を抱くもの。ですが、その期待が大きすぎるために、「理想が高い」と言われてしまう。「恋愛での理想が高い」というと、一般的に「相手に望むものが多すぎる」というイメージですが、実は、必ずしもそうではないこともあります。心理療法士である近藤裕氏は、自身の著書のなかで、「恋愛における期待」を下記のように分類しています(参考文献:「恋愛に不器用な人の心理学(PHP研究所)」)。
1. 相手に寄せる期待
私のパートナーはこういう人であってほしい。こういうことを私にしてほしい。こういうことはやってほしくない……など。相手の容姿、職業、収入などはもちろんのこと、トイレ、お風呂、食事などの仕方まで、たわいもない部分まで、相手に対する期待の数々を指します。
2. 自分に寄せる期待
相手に対してではなく、「私は、こういう恋人でありたい」、「こういうパートナーになろう」など、自分が、恋愛関係において自分自身に寄せる期待のこと。例えば、「尽くす女でいたい」、「歳を取っても、デートしたいと思ってもらえるような素敵な女性でいたい」……等々、2人の関係において、様々な「役割」を演じている自分のイメージです。
3. 双方が共有する期待
パートナーと、互いに相手の「期待」や「夢」を理解しあい、共有する部分を協力して実現していきたい……という種類の期待。具体的には、「結婚できるような関係を築きたい」「マイホームを建てたい」、「3人の子供を持ちたい」など。
「恋愛の理想」とは、必ずしも相手に求めるものばかりではないのですね。例えば、男性に想いを寄せられても、「私は尽くす女でいたいのに、彼とではそういう関係性になれない」と感じてしまうのも、恋愛への「理想」を求める感情。結婚相手を探すにあたって、「自分の『築きたい家庭像』に共感しあい、叶えていける人でなくては」とこだわったりするのも、結婚に「理想」を求めている、ということになります。こう考えてくると、種類は違えど、誰にでも、恋愛や結婚に対する理想や期待はあるものだと分かりますね。…