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オンライン旅行情報メディア「Travelzoo」を運営するトラベルズー・ジャパンはこのほど、2015年版「日本人が一度は訪れるべき、世界の桜の名所5選」を発表した。
カナダのバンクーバーでは、3月~5月上旬が桜の見ごろ
カナダの西に位置する都市「バンクーバー」では、3月~5月上旬に桜の見ごろを迎える。街中には日本から贈られた桜の木が街中に4万本以上植えられており、種類の異なる桜の花々がそれぞれの開花時期に次々と街を彩るという。
また、同地では2006年から毎年4月に「Vancouver Cherry Blossom Festival」というイベントを開催している。約1カ月間にわたり、コンサートや、日本文化・日本食を楽しめるとのこと。今年は4月2日~29日に開催を予定している。
ドイツのボンでは、4月上旬が桜の見ごろとなる。同地では街中の道並みに八重桜を植えているため、街のいたるところで八重桜を楽しめる。特に旧市街地のHeerstrasse(ヘーアシュトラーセ)にある桜並木は圧巻とのこと。住宅街の道の両側に桜の木が植えられており、満開になると濃いピンクの桜が空を覆いかぶさるように咲き乱れるという。
韓国・ソウル市最大の川”漢江(ハンガン)”に浮かぶ人工島・汝矣島(ヨイド)は、国会議事堂や証券取引所などが立ち並ぶビジネス街。島の中央を横断する”汝矣島公園”では、桜をはじめチューリップやツツジなど、色とりどりの花が咲く。桜の見ごろは4月中旬頃だという。
ドイツのボンは、4月上旬に八重桜が咲き誇る
韓国・汝矣島(ヨイド)の桜は4月中旬に見ごろを迎える
フランス・パリの「ソー公園(Parc de Sceaux)」は、パリ市内から地下鉄で足を運べる立地の公園。敷地内には、博物館として運営されている城館や、ベルサイユ宮殿の庭園を手がけた造園家であるル・ノートルが設計したシンメトリーの庭園がある。公園内には白い桜が咲くエリアとピンクの桜が咲くエリアがあり、4月中旬に見ごろを迎えるとのこと。
スウェーデン・ストックホルムの王立公園「クングストレッドゴーデン」では、日本から贈られた八重桜を鑑賞できる。4月末になると現地の日本人会が「桜祭り」を開催。太鼓演奏や、和菓子の販売、アニメのコスプレショーなど、さまざまな日本文化を体験できるプログラムを行う。
フランス・パリのソー公園の桜は4月中旬が見ごろ
スウェーデンのストックホルムでは、4月下旬が桜の見ごろ