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[フランクフルト 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が19日に公表した2014年決算によると、ユーロ圏の銀行監督業務開始に伴う費用がかさみ、純利益は9億8900万ユーロと、前年の14億4000万ユーロから約30%減少した。
ECBは2014年11月にユーロ圏の銀行監督を開始。これに伴い、監督官の採用などのコストがかさみ、人件費を含む費用が3億0100万ユーロと、前年の2億4100万ユーロから膨らんだ。
債券買い入れプログラムを通して買い入れたイタリア、スペイン、ギリシャ、アイルランド、ポルトガル各国の国債から得た利益は7億2800万ユーロ。償還などの関係で前年の9億6200万ユーロから減少した。
ECBは2014年の利益を同年末時点でユーロに加盟していた18カ国に2回にわけて分配。1回目は1月30日に8億4100万ユーロをすでに分配、2回目は2月20日に1億4800万ユーロを分配する。