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福井県の九頭竜湖で2012年、冷凍庫から女性の遺体が見つかった事件で、殺人罪などに問われた運転手渡辺智由被告(37)の裁判員裁判の論告求刑公判が23日、名古屋地裁(景山太郎裁判長)であった。検察側は「計画性が高く、悪質だ」と述べ、懲役16年を求刑した。判決は3月2日。
検察側は論告で「冷凍庫が沈むよう細工するなど、3カ月前から準備していた」と指摘。「女性は結婚が間近で、殺害される落ち度は全くなかった」と非難した。
弁護側は最終弁論で、元同僚の中古車販売業林圭二被告(42)に長年従属させられ、逆らえなかったと主張。渡辺被告は「女性のことを忘れることはない。刑は重い方がいい」と陳述した。
起訴状によると、渡辺被告は11年11月、林被告とともに、愛知県犬山市で飲食店員森岡まどかさん=当時(27)=の首を絞めて殺害し、九頭竜湖に遺棄したとされる。
【ソウル時事】韓国の朴槿恵大統領への名誉毀損(きそん)で在宅起訴された産経新聞の加藤達也前ソウル支局長は23日、出国禁止措置の停止を求めた仮処分申請を棄却したソウル行政裁判所の決定を不服として、ソウル高裁に抗告した。産経新聞が明らかにした。
加藤氏は昨年8月7日から出国禁止措置が取られている。ソウル行政裁は13日の決定で、出国禁止により「回復し難い損害が発生するとは言えない」と指摘。加藤氏が帰国した場合、「刑事裁判への出席を担保できない」と強調した。
東京電力福島第1原発で排水路から汚染水が港湾に流出した問題で、東電は23日、気付くきっかけとなった放射性物質が高濃度であることを示す警報が鳴ってから、流出を阻止する作業まで約90分かかっていたことを明らかにした。
東電によると、警報が最初に鳴ったのは22日午前10時ごろ。その10分後にはさらに濃度が上昇していることを示す警報が鳴った。
この際、東電は汚染水が貯蔵されているタンクからの漏えいについての確認を優先。水位に変動がないことなどを確かめた後、同11時35分ごろに排水路の下流にあるゲートを閉め、港湾への流出を止めた。
汚染水が流出し続けた可能性があるが、東電の小林照明原子力・立地本部長代理は23日の記者会見で「問題があったとは聞いていない」などと述べた。
汚染水の港湾への流出量についても、小林氏は「評価中で分かっていない」と述べるにとどめた。一方、港湾内の海水の放射性物質濃度が流出前と比べて大きく上昇していないとして、「影響がそこまで及んでいないということだと思う」などと話した。
汚染水が排水路に流入した原因は分かっていないが、東電は放射性物質濃度が通常の範囲に低下したとして、23日未明に排水路のゲートを再び開いた。
川崎市川崎区の多摩川河川敷で中学1年上村遼太さん(13)の殺害された遺体が見つかった事件で、上村さんが事件以前に、何者かに暴行を受け顔を腫らしていたことが23日、捜査関係者への取材で分かった。神奈川県警捜査1課と川崎署は、事件との関連を捜査している。
【フォトギャラリー】網走監獄の実態
捜査関係者によると、上村さんは通っていた中学校に登校しなくなった今年1月前後、顔を殴られるなどして腫らしており、友人に身の危険を訴えていたという。上村さんは学外の上級生らと遊んでいる姿が周囲で目撃されていた。
投資目的と偽って福岡県八女市の無職男性(75)から現金1000万円をだまし取ったとして、警視庁捜査2課などは24日、詐欺容疑で東京都世田谷区池尻、無職田中誠覚容疑者(34)を逮捕した。同課によると、同容疑者は詐取金送付先の私書箱を管理していた。「逮捕される理由が分からない」と否認している。
田中容疑者は2010年、港区南青山のマンションに私書箱を開設。うその電話をかける「かけ子」と共謀し、少なくとも7人の被害者から計4000万円を送らせていたとみられる。