４日午後８時半頃、長野県白馬村北城のペンション街で「大きな爆発音がし、火が出ている」と近くの住民から１１９番があった。

　　火は約１時間半後に消し止められたが、県外在住の男性が所有する木造２階別荘が全焼した。大町署などによると、ガス爆発とみられ、爆風により周囲の建物２棟が半壊。いずれの建物にも人はおらず、けが人はなかった。また、約１００メートル離れた建物でも窓が割れるなどの被害が出た。

　　別荘は、地区のガスボンベ集積所から地下の配管でガスの供給を受け、給湯や暖房に使っており、同署で原因を調べている。

　　一帯はペンションや別荘が立ち並ぶ地域で、外国人スキー客らも大勢おり、周囲は一時、騒然となったという。