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最近、大人の男のたしなみとして「理髪店」の人気がじわじわと高まっている。
都内でもオシャレで落ち着いた雰囲気の理髪店が次々にオープン。そんな中、T字カミソリを使った「ウェットシェービング」が見直されているんだとか。
ウェットシェービング? 聞いたことはあるが、正しくはどんなもの? そこで、理髪師で正しいヒゲ文化を啓蒙する「ヒゲ倶楽部」リーダーの丸山尊人氏に聞いてみた。
「ウェットシェービングは、剃る前にヒゲに水分を与え、やわらかくするのが特徴です。肌の古い角質をヒゲと一緒に剃り落とすので、明るい印象になります」
キレイな肌は嬉しいですが、その分、“カミソリ負け”が気になる人もいるのでは?
「カミソリ負けを避けるにはヒゲに十分な水分を与えること。特に若い世代では、ヒゲが薄いからと何もつけずに剃る方が見受けられます。でも、それではカミソリ負けして当然。最近はバーバーブームで理髪店に来られる若い方も増えていますが、父親が剃る姿を見たこともなく基本のシェービング法を知らない方も多いですね」
実際のところ、店頭に豊富に並ぶ3枚刃や5枚刃などの正しい選び方って?
「ヒゲの薄い方なら3枚刃でも十分かもしれませんが、ヒゲの濃い方やお肌がセンシティブな方は5枚刃が基本です。枚数が多いほど1枚の刃にあたる圧力が分散され、肌への負担が軽くなります。だから、ヒゲが薄くてもお肌が弱い方には5枚刃をオススメします」
なるほど、お肌をいたわるなら5枚刃がベターということか。そのなかでも丸山氏が今、最も注目する5枚刃T字カミソリが、新発売の「ジレット プログライド フレックスボール」だという。
このカミソリ、まず目がいくのがヘッドとハンドルの間にはめ込まれたオレンジ色の“フレックスボール”。これまでもヘッドが前後に首を振るタイプはあったが、この新しいボールは、なんと左右の首振りも可能にしたんだとか!
「本当にすごくよく動くので、初めて使った時は驚きました。通常、理髪師がお客様の顔を剃るとき、カミソリを持った手首を前後に動かします。でも、これを使うと私が手首を動かさなくてもカミソリのほうがフェイスラインに沿って絶妙なバランスで動いてくれる。これはもう、プロの理髪師の手首の動きですね」
と、経験豊富な丸山氏も大絶賛。なんでも、このフレックスボールは最大角24度に設計されているが、これは人間工学に基づく長年の研究成果なんだとか。
実際に肌に当ててみると、今まで体験したことのない密着感、そしてなめらかな剃り心地にビックリ!
「刃の断面が肌に吸い付くような感じですよね。これまでのカミソリなら浮いてしまった部分にも、極薄の5枚刃がピタリと密着する。手首の角度を変えなくてもカミソリが勝手に変えてくれ、断面を全部ワンショットで捉える。これはスゴイです」
特に効果を実感するのが顎まわりなどの凹凸部分。これまでなら何度かカミソリを前後させなくてはならなかったが、ワンストロークで剃り残しなくサッパリ! 何よりすごくラクチンだし、シェービングにかける時間も短縮できそうだ。
「今までT字カミソリでヒゲを剃ったことのない若い方も、これなら使いやすいでしょう。動きすぎず絶妙な角度で止まるので、失敗して肌を傷つけてしまう怖さもないんです。勝手に曲がってくれてサーっと剃れますから」
剃り残しのないスベスベの明るい肌になれる上に、忙しい朝にコーヒー一杯の余裕すら生まれる。T字カミソリをスマートに使いこなしてこそ“大人の男のたしなみ”といえそうだ。
●丸山尊人(まるやま・たかひと)
理髪師。BARNEYS BARBER’S SHOP by KAMISORICLUB 148。「ヒゲ倶楽部」リーダー。ヒゲの文化、シェービングによる男のダンディズムを伝導するために、理髪師7名で啓蒙活動を行なっている。