安倍晋三首相は１９日、大型連休中の米国公式訪問を４月２６日から５月３日までの８日間とする日程案を固め、与党幹部に伝えた。首都ワシントンで日本時間の２８日にオバマ米大統領と会談する計画だ。米東部ボストンのほか、西海岸のサンフランシスコ、ロサンゼルスの計４都市を回る異例の長期訪米となる。首脳レベルの信頼醸成に加え、安全保障や経済、文化など幅広い分野で日米の絆の強さを訴える意向だ。

　　日米両政府は首脳会談に先立ち、外交・防衛担当閣僚による安全保障協議委員会（２プラス２）を２７日にワシントンで開催する方向で調整している。