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グローバル化が急速にすすむなか、海外の企業やビジネスパーソンとの厳しい競争にさらされているという方も少なくだろう。そんな日本の働く女性に勇気を与えてくれる、あるバレリーナのことをご存じだろうか?
バレエの世界では、手足が短く身長が低いアジア人は圧倒的に不利だとされてきた。一般人にも容易に想像できるこの常識を、見事に打ち破った日本人バレリーナが、倉永美沙さんだ。
彼女の身長は156cm、日本人女性の中でも決して高いほうではない。そんな身体的なハンデを乗り越えて、アメリカでも屈指のバレエ団・ボストンバレエのプリンシパル(主役)に抜擢された倉永さん。そんな彼女のこれまでの人生から得られる教訓を、『SK-II』が始めた新キャンペーン「運命よりも、きれいになろう #CHANGE DESTINY」からご紹介しよう。
世界で認められた実力を発揮する彼女の生き様は、世界を相手にがんばっている働く女性たちへの励ましにつながるだろう。
■1:与えられたきっかけを最大限に生かす
若手バレリーナの登竜門、ローザンヌ 賞スカラシップ(奨学金制度)を受けられることになったのが17歳。この機会を得てサンフランシスコバレエ団に1年間留学した倉永さん。留学先で彼女を襲ったのは、これまで学んできた繊細さが求められるバレエとは違う、ダイナミックさを要求されるアメリカバレエへのカルチャーショックだった。
しかし彼女は機会を無駄にしなかった。新しい師匠を得たことで、繊細さが要求される日本のバレエスタイルと、背の低さを感じさせないダイナミックな動きを組み合わせ、独自のスタイルへと動きを進化させていったのだ。
華々しい受賞暦があれば、帰国するタイミングはいつでもあっただろう。帰国すればもっと楽なバレエ人生が送れたかもしれない。「どうしてもまだ日本に帰りたくなかった」という彼女が壮絶な努力をしてきたことは想像に難くない。
障害にぶちあたっても、夢を諦めることなく自分を信じて突き進んだ“勇気”は、さらなる好機をもたらす。これはどんな仕事にも共通する基本姿勢だろう。
■2:自分以外の“何か”になろうとしない
短い手足、平たい顔。生まれつきの特徴は整形でもしない限り変えることはできない。もちろん外科的手術を施しても変化には限界がある。DNAに逆らうことはできないと覚悟を決めた彼女は、自分の体を生かした表現方法を考え始める。
2006年にはジャクソン国際バレエコンクールで見事金賞を獲得。…
74人が死亡した昨年8月の広島土砂災害で避難勧告や避難所の開設が遅れたことなどを踏まえ、広島市は24日、災害対応の基になる地域防災計画を大幅に改定した。避難勧告を迅速に出せるように体制を改め、避難所でのペットのスペース確保の規定など修正点は数百点に上るという。
初動対応を検証した専門家の作業部会がまとめた提言内容を反映させ、24日開かれた市の防災会議で決定した。
災害前、避難勧告は避難所開設とセットに考えられていたが、時間がかかったとの反省点から、開設を待たずに勧告できると規定した。発令者も原則、区長とし、責任を明確にした。
政府が東京電力福島第1原発の廃炉研究の拠点となる「廃炉国際共同研究センター(仮称)」のセンター長に、長岡技術科学大の小川徹教授を充てる方向で調整に入ったことが24日、分かった。
小川氏は東北大工学部卒で、原子核工学が専門。日本原子力研究開発機構(原子力機構)の部門長などを歴任。原子力安全委員会の審査委員も務めた。
センターは原子力機構内の組織として4月に発足する。文部科学省が2015年度予算案に38億円を計上。本格運用は16年度からとなる予定。
センターでは廃炉に関する研究開発や人材育成を進める。第1原発の近くに施設を建設する方向で検討している。
岸田文雄外相が21日にソウルで開かれた日中韓3カ国外相会談で、中国が設立を主導している国際金融機関「アジアインフラ投資銀行(AIIB)」に関し、現時点での参加に慎重な考えを直接伝えていたことが分かった。中国の王毅外相が日本と韓国の参加に期待を示したのに対し答えた。複数の日本政府筋が24日明らかにした。
岸田氏の姿勢伝達には、米国中心の国際金融秩序に影響を与えると見られているAIIBを歓迎しない立場を示唆する一方、参加可能性を否定しないことで今後取り得る選択肢の幅を広げておく狙いがある。
動物の細胞が分裂する基本的な過程を実験で途中まで再現したと、早稲田大の宮崎牧人次席研究員や石渡信一教授らが24日、英科学誌ネイチャー・セル・バイオロジー電子版に発表した。分裂の詳細な仕組みを解明して制御できれば、細胞が異常に増殖するがんを治療したり、必要な細胞だけを増やす再生医療に応用したりできる可能性があるという。
細胞が分裂するときは、まずたんぱく質「アクチン」の繊維などからリングが形成される。リングは小さく収縮して細胞にくびれができ、最後はちぎれて二つになる。宮崎さんらはこの基本的な仕組みを突き止めるため、細胞に似た簡単な粒子を作って実験した。
これまでの研究で、細胞膜の主成分であるリン脂質の溶液を油に入れかき混ぜると、リン脂質の膜に包まれた微小粒子ができることが分かっていた。リン脂質の溶液に(1)ウサギの筋肉のアクチン繊維(2)繊維を束ねるたんぱく質「α―アクチニン」(3)筋肉を収縮させる「ミオシン」―を加え、微小粒子の「人工細胞」を作った。
観察すると、リングが形成され自然に収縮する様子を確認できた。リングを「細胞膜」の内側につなぎ留めていないため、人工細胞にはくびれが生じず、分裂に至らなかった。