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私がふだん税理士として経営者と接しているときに感じるのは、経理に関係する言葉のなかでも経営者がとくに反応を示すキーワードがあることです。
例えばこんな言葉です。
・領収書
・節税
・増収増益
・V字回復
・キャッシュフロー
・(金融機関からの)お金借りてくれませんか?
いかがでしょうか。これらの言葉に対して、はた目には過剰と思えるような反応を示すことが少なくありません。
とくに「領収書」や「節税」という言葉には、経営者は特別な反応をするようです。
そんな経営者の過剰反応があったとき、「頼られる経理」としては冷静沈着な対応を心がけたいものです。
●法人税が会計に及ぼす影響
法人税は利益に対して課税されます。正確には利益から、一定の調整をして所得金額を求め、所得金額に法人税率をかけて計算することになります。
一定の調整をしてという部分は法人税の専門書を読んでいただくとして、ここでは分かりやすくするために、利益と所得はイコールで、法人税の実効税率を「35%」と仮定して話を進めます。ここで使う法人税の計算方法や税率は正確なものではありませんが、法人税が会計に及ぼす影響を知ってもらいたいので、単純化して説明します。
営業利益が5000万円の会社を例に説明しましょう。他に経費がないとすると、税引前利益は5000万円です。
5000万円の税引前利益に35%の税率をかけて法人税等を計算すると、1750万円になります。法人税等を引いた後の税引後利益は3250万円です。税引前利益(=所得金額)に実効税率をかけたのが会社の税金負担です。
実効税率が35%であれば、税引前利益は、法人税等と税引後利益(当期利益)に35%と65%の比率で分けられます。経営者が「利益の4割は税金としてもっていかれてしまう」と話すのは、こんなところからきています。
ここで会社の決算で計上することを忘れた経費の「領収書」が200万円分出てきたとしましょう。経費を追加計上すると営業利益は200万円減り、4800万円となります。他に経費がないなら税引前利益は4800万円です。
これに35%の税率をかけて法人税等を計算すると1680万円になりますので、法人税等を引いた後の税引後利益は3120万円となりました。200万円経費が増えることによって、法人税等の負担が1750万円から1680万円に減りました。これは70万円の節税効果があったことになります。…
春節(旧正月)で日本に遊びにきた中国人観光客の「爆買」によって炊飯器が飛ぶように売れている。
ご存じのように、爆買とは中国人たちが潤沢な資金を手元に文字通り爆発的に渡航先でショッピングに興じること。「爆買」は主に銀座などで行われているのだが、免税品やら家電量販店の免税コーナーではもっぱら4万~7万円という価格帯の高級炊飯器がターゲットになっており、1~2月は前年同時期の2~3倍は売れているらしい。
例えば、パナソニックと東芝ライフスタイルの販売台数は前年の約3倍。象印マホービンも2月20日までの3カ月間の販売台数が前年の2倍超に膨らんだそうで、売れ線は電磁力で釜全体を加熱するIHタイプ。おいしいご飯を炊けるということで話題になっているんだとか。
そんなことを聞くと、「日本のことをやいのやいの言うけれど、やはり中国の人たちだって日本の技術力を高く評価している」なんて誇らしげに思うかもしれないが、一概にそうとは言いきれない。
実は日本メーカーの炊飯器というのは中国市場でもごく普通に売られているのだが、そこまでじゃんじゃん売れているとは言い難い状況なのだ。
現在、中国の炊飯器市場では二極化がすすんでいる。北京商報が伝えたところによると、200~800人民元(約3800~1万5000円)の低価格の製品が手堅く売れており、こちらでトップシェアを誇っているのは「美的」というかつて日本の三洋電機と技術提携をしていた中国企業である。一方で外資系を中心に3000人民元(5万7000円)以上の高付加価値製品も好調な売れ行きを見せている。このハイエンドマーケットで、日本製炊飯器もライバルたちに負けじと善戦しているが、パナソニック製炊飯器がシェア50%を誇るインドと比較しても「バカ売れ」というほどでもない。一部から支持されているが、まあまあに売れているという感じだ。
中国市場ではそこまでバカ売れしていないものが、免税店で飛ぶように売れる。このような日本製炊飯器の特徴を考えると、「ブランド」という言葉が浮かび上がる。
よく耳にするが、中国では「日本製」というだけで価値がある。
中国人の知り合い何人かになぜ日本の炊飯器がそんなにいいのかと聞いたところ、「釜」を挙げる人が多かった。例えば、中国本土でも人気の三菱IHジャーには「本炭釜」という純度99.9%の炭素粉末を圧縮し、最高約3000度で焼成したものを材料とした炭釜がウリなのだが、これは「職人が丹精込めてひとつひとつ削り出した」という。…
松本紘 前京都大学長
理化学研究所の野依良治理事長(76)が今月末の依願退職を認められ、後任に前京都大学長の松本紘氏(72)を充てる人事が24日の閣議で了解された。発令は4月1日付。
松本氏は奈良県出身。京大大学院を修了し、1967年に助手。教授となり宙空電波科学研究センター長や生存圏研究所長を務め、副学長を経て昨年9月まで学長を務めた。工学博士、京大名誉教授。
昨年9月の世界初公開の後、2月までに詳細なスペックなども明らかにされ、あとは6月頃とされる発売を待つばかりとなっているマツダ新型「ロードスター」。大きな期待に応え、さまざまなイベントでお披露目が行われている。
「NAGOYAオートトレンド2015」でも、新型「ロードスター」はステージ上に鎮座。名古屋のファンを釘付けにした
ステージの向こう側は発売されたばかりの「CX-3」。この2台を買いそろえるというのもアリかもしれない
「若い人でも手が届くスポーツカー」発売まであと少し!
名古屋で開催されるカスタムカーやチューニングカーの祭典「NAGOYAオートトレンド」。マツダはひときわ大きなブースを構えた。派手なカスタムカーもなければ、この手のイベントに必須のコンパニオンもいない。それでも押すな押すなの大盛況となった。ファンの目を釘付けにしたのは、発売が待ち遠しい新型「ロードスター」。ショー開幕直前に発売されたばかりのクロスオーバーSUV「CX-3」と2台並んでステージに鎮座していた。
新型「ロードスター」については、イベント開催時点でとくに新しい発表があったわけではないが、それでもほとんどの来場者にとって、初めて実車を目の当たりにできるチャンス。しかもステージがあまり広くないおかげで、手を伸ばせば届きそうな距離だった。本当に手が届いたら(実車に触ったら)スタッフに叱られてしまうだろうが、新型「ロードスター」はまさに「若い人でも手が届くスポーツカー」。発売も目前に迫り、さまざまな意味で「もうちょっとで手が届く」という雰囲気になってきている。
この角度から見ると、着座位置が相当低いことがわかる。短いシフトレバーに休憩のシフトノブがうれしい
ボンネットは低く、サイドシルは高く。この車高はやはりショーモデルとして低くしてあるのか?
ステージ上とはいえ、近くでじっくり見られる展示だった。低いボンネットに対して、リア回りは妙にボリュームがある。16インチホイールはいまどき小径の部類だが、「ロードスター」にはちょうど良さそう
それにしても、改めて感じるのはマツダの勢いだ。「アクセラ」「CX-5」「デミオ」とヒットを連発した上に、「CX-3」も受注好調。そして新型「ロードスター」の発売が控えているのだから、快進撃とはまさしくこのことだろう。マツダの人気は、環境性能と走る楽しさを両立したガソリンエンジン、臭くてうるさいイメージを完全に覆したディーゼルエンジンなどに要因がありそうだが、しかしこれだけ他社を出し抜ける技術を発揮できたのはなぜなのか?
マツダのスタッフを捕まえ、ずばり聞いてみたところ、ひとつのファクターとして「ちょうどよい大きさ」を挙げていた。ボディサイズではない、企業規模のことだ。「あまり大きな会社になると大胆な方向転換は難しく、小回りがきかない。かといって小さすぎると研究開発費用をかけられない。いまのマツダはちょうどいい大きさ」であるという。
なるほど、「ロードスター」にしても、先代モデルより小さくするという決断は大きなメーカーだと難しいかもしれない。逆に小さいメーカーだと、スチールボディをこれほど軽量に仕上げるのは難しかったかもしれない。
ライトウェイトオープンカーはいったん世界から消えたジャンルだが、25年前に「ロードスター」の登場で復活した。しかし現在、世界を見渡すと、ライトウェイトといえるオープンカーは結局「ロードスター」しか残っていない。このカテゴリのモデルを開発し、販売し、育て上げるのは難しいのだろう。それができたのは、マツダが「ちょうどよい大きさ」だったから。もちろんそれだけではないだろうが、なにかストンと腹に落ちる話であった。
箱根観光船は12月、箱根町港(神奈川県足柄郡)に「和カフェ」や「お土産処」などの商業施設をオープンする。
施設イメージ(湖水側)
同社によると、江戸時代、同地区には旅籠(はたご)などが軒を連ねており、多くの旅人が道中の疲れを癒やし、旅支度を整えていたという。同施設はそうした歴史的背景を有する同地区にふさわしい和風の外観でありながら、現代の洗練された空間と食を提供。箱根観光におけるくつろぎや癒やし、活力やにぎわいを与える施設として誕生するとのこと。
施設全体の統一コンセプトを”箱根本陣”とし、施設内に出店する小田原地区の老舗店舗と協力して宿場の街並みの雰囲気を形成する。四季折々の木々や草花を配置した回遊路を有する庭園も整備していくという。
施設イメージ(国道側)
また、同地区は「箱根新道」や「箱根ターンパイク」からも近く、国道1号線三島方面とを結ぶ道路交通の要所であることから、ターミナル機能として施設内にバス案内所を設置。「わかりやすい箱根、まわりやすい箱根」の推進を図っていくとのこと。
なお、施設の名称は未定となっている。