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過度なダイエットの反動として起きる過食症に関するエピソードを聞くたびに、私はぞっとします。食べ物をむさぼりたい衝動に駆られ、美味しい物を1かけらでも手に入れたいと探し求める自分の姿を想像するのは、ホラー体験と言っても過言ではありません。過食症に悩む人が私のところに助けを求めて来るとき、多くの場合は以下の1つないしは複数のことが当てはまります。
・かなりの量の有酸素運動をしている彼らはマラソンやトライアスロンなどを含む何かしらの有酸素運動を週に3時間以上もしているはずです。
・何カ月もカロリー不足に陥っているその過食症患者の体重は、カロリーを減らし始めた時点から相当落ちている可能性があります。
・極端に制限の厳しいダイエットをしているこれに該当する「パレオダイエット」や「クリーン・イーティング(加工食品を避け自然食品を摂るダイエット方法)」のように食べ物を「良い」と「悪い」のラベルに分けて分類するタイプのダイエットをしています。
・毎日低カロリーを目指している過食症患者はカロリー摂取量を厳しく制限することで積極的に脂肪を落とそうとしています。
このような状況に陥っていても、以下にご紹介するステップを辿れば、合理的な方法でダイエットに取り組めるようになり、最終的には、過食の衝動が湧き起ってもその誘惑に負けることを防ぐことができるようになるでしょう。
ステップ1:有酸素運動を減らすか一時的にやめる
過食症患者に私が最初にしてもらうことは、有酸素運動の量を減らすことです。私は、減量するために有酸素運動の量に頼り過ぎている過食症患者があまりにも多いことに早い段階で気づきました。
有酸素運動が必ずしも過度の空腹や過食につながるとは限らないことは知っておくべきです。空腹と有酸素運動の関係は複雑です。性別やエクササイズのタイプや長さといった要因で空腹との関係性は決まってきます。たとえば、米国臨床栄養協会の研究によれば、密度の高いエクササイズをすると、女性の場合は食物摂取量を増加させ、男性の場合は減少させることが明らかになっています。
実際のところ、ある人たちは長時間に及ぶ有酸素運動に反応しやすく、そうでない人よりも過食に走る傾向があります。その場合は、有酸素運動量を減らすことで過食の衝動が減少したり消失したりします。あなたがこれに当てはまるなら、少し有酸素運動を減らし、それから少しずつもとに戻していってください。…