[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
林野庁は2015年度から、国民の3割が悩んでいるとされる花粉症対策のための新しい補助金を出す。
森林所有者が、花粉の多いスギの人工林を伐採し、花粉のない品種や花粉が少ない品種の苗木に植え替える場合、費用の一部を負担する。花粉の少ない森林への転換を促すことで、少しでも花粉症の悩みを和らげたい考えだ。
品種開発が進み、無花粉や少花粉スギの品種は130種類を超えている。しかしこれらの苗木の供給量は、13年度で201万本で、スギ苗木全体の1割程度にとどまっている。林業関係者は、順調に育った実績がある従来の苗木を植え続ける傾向があるという。
林野庁は啓発活動にも取り組み、17年度には全体の5割以上の1000万本に引き上げたい考えだ。