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[フランクフルト 19日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)が19日に公表した2014年決算によると、ユーロ圏の銀行監督業務開始に伴う費用がかさみ、純利益は9億8900万ユーロと、前年の14億4000万ユーロから約30%減少した。
ECBは2014年11月にユーロ圏の銀行監督を開始。これに伴い、監督官の採用などのコストがかさみ、人件費を含む費用が3億0100万ユーロと、前年の2億4100万ユーロから膨らんだ。
債券買い入れプログラムを通して買い入れたイタリア、スペイン、ギリシャ、アイルランド、ポルトガル各国の国債から得た利益は7億2800万ユーロ。償還などの関係で前年の9億6200万ユーロから減少した。
ECBは2014年の利益を同年末時点でユーロに加盟していた18カ国に2回にわけて分配。1回目は1月30日に8億4100万ユーロをすでに分配、2回目は2月20日に1億4800万ユーロを分配する。
3月13日の出発を最後に定期運行を終えるJRの寝台特急「北斗星」(上野―札幌)の最終列車の切符が13日、全国の主要駅などで一斉に発売され、午前10時の受け付け開始と同時に上下線の442人分が完売した。
JR東京駅でも、ファンらが窓口に並んだ。午前4時半頃から待ったが、切符を買えなかった東京都足立区の運送会社経営の男性(48)は、「家族らと20回近く乗った思い出の詰まった列車。キャンセルを待つなどし、何とか乗りたい」と諦めきれない様子だった。
1988年に誕生した北斗星は、豪華な客車や、フランス料理などを楽しめる食堂車が人気を集め、1日に上下線で各3本が運行された時期もあった。最近は利用者が減り、運行本数は1日各1本に。ピーク時に8割を超えていた乗車率も、6割程度に落ち込んだ。ただ、昨年12月に定期運行廃止が発表された後は、平日でも満席の状態だった。
今春卒業予定の高校生の就職内定率は昨年12月末時点で、前年同期より3.5ポイント高い88.8%だったことが16日、文部科学省の調査で分かった。5年連続の上昇で、バブル崩壊前の1980年代後半以来の高水準となった。同省は「景気の回復傾向で求人が増え、希望者が順調に内定を得ている」と話している。
同省によると、就職希望者約19万1000人のうち約17万人が内定を得た。男子は前年同期比2.7ポイント増の90.7%、女子が4.4ポイント増の85.9%。男女それぞれ約1万1000人が内定を得ていない。
ロンドン(CNNMoney) アパレルチェーン「ザラ」などを展開する世界ファッション大手のインディテックスは、傘下のチェーン店全6400店舗で、アンゴラウサギの毛を使った商品の販売を中止すると発表した。活動家が反対キャンペーンで生産工程の残虐さを訴えたことを受けた措置。
反対キャンペーンでは、中国の農場で生きたまま毛を引き抜かれて大きな鳴き声を上げるウサギの動画が公開されていた。この動画は動物愛護団体のPETAが中国の農場10カ所で入手した。板の上に引き伸ばされて毛を引き抜かれるウサギの姿が映っている。
アンゴラウサギの毛は中国が世界一の供給国で、約90%は同国で生産される。柔らかい肌触りで人気が高く、ジャケットや靴下などに使われてきたが、PETAが2013年の反対キャンペーンで生産工程の残虐な現実を訴えたことを受け、H&M、カルバン・クライン、エイソスなどの世界大手が既に使用中止に踏み切った。
PETAなどによれば、世界大手ブランドの中でまだアンゴラウサギの毛を使っているのはイタリアのベネトンなどだという。
インディテックスは在庫として残っているジャケットやスカーフなど2万点をレバノンのシリア難民に寄付する。
米投資ファンドのベインキャピタルは13日、全国で温泉旅館チェーン「大江戸温泉物語」を運営する大江戸温泉ホールディングスを買収すると発表した。買収額は負債も含めて約500億円とみられる。同社の橋本浩社長と一族などから、全株式を3月中旬に取得する。
大江戸温泉は東京都江東区の「お台場大江戸温泉物語」や栃木県日光市の「鬼怒川観光ホテル」など、全国で温泉旅館23カ所と温浴施設6カ所を展開。今後は訪日観光客の誘致などにより、大江戸温泉の成長を加速させ、将来の株式上場を目指す。