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○浦和学院(埼玉)2−0龍谷大平安(京都)●
2連覇の夢を砕かれる適時打が左前に抜けるのを、マウンドで見ているしかなかった。龍谷大平安の高橋奎二(けいじ)投手(3年)は「球が少し浮いてしまった」。延長十一回2死二塁、カウント2−2から「三振を取りに行った」スライダーは内角低めの厳しいコースを突いた。浦和学院・荒木がよく打ったというべきだが、エースらしく責任をかぶった。
立ち上がりから得点圏に走者を再三背負ったが、曲がりの鋭いスライダーを武器に決定打を許さなかった。九回無死一塁では投手前へのバントを好フィールディングで処理して併殺。さすがのマウンドさばきを見せた。
だが、十一回の失点は8イニングぶりに与えた四球が契機。打者としても六回1死三塁の先制機で三ゴロに倒れたのを「全て自分が悪い」。
前回大会では優勝に貢献。昨秋は公式戦8試合を一人で投げ抜き、この日も完投した。「スタミナはついたと思う」。悔しさの中で、確かな手応えもつかんだ。【野村和史】
オリヴィエ・ジルーが出場した直近のリーグ戦14試合で、アーセナルは12勝している。2-1でニューカッスルに勝利した21日の試合での2得点を含め、ジルーはその間に11ゴールを挙げた。ニューカッスル戦では6試合で8得点だ。
ニューカッスルを沈めた2得点は、1点目はFKから、2点目はCKからそれぞれサンティ・カソルラが蹴ったセットプレーから生まれている。アーセナルは今季、セットプレーで18得点を記録しており、プレミアリーグ最多の数字だ。
以前のアーセナルはデータを過度に気にすることのないチームだったが、そのデータがアーセン・ヴェンゲル監督に、ジルーが「プレミアリーグ最高のストライカーだ」と言わせている。ニューカッスル戦での貢献を、アーセナル指揮官は特に称賛した。
1000万ポンド(約17億8700万円)でエミレーツに来たとき、ジルーは26歳だった。フィジカルを活かしたプレーを続けてきたジルーは、イングランドに来てからの自身最多得点まであと3ゴールとなっている。ヴェンゲル監督は「今のプレミアリーグ最高の選手の一人かって? 私はそう思う」と述べた。
「今の彼はゴールを決めており、それを証明している。彼はファイターでもあるんだ。私は、彼がチームプレーヤーだと思っているがね。得点を挙げなくても、彼はチームのために常に戦う。
もちろん、彼のように周りにクオリティを持つ選手がいるのは助けとなる。ストライカーとして彼のように周囲から質の高いボールを供給してもらっていれば、それは良いことだ。22歳か23歳のときに、彼はフランスの3部でプレーしていた。それが今ではアーセナルにいる。そして私は彼にまだ改善の余地があると信じているよ」
(※)本記事はインデペンデント紙との独占契約により、Football.Blueが日本での配信を行っています。
ハリルジャパンが始動した。バヒド・ハリルホジッチ新監督の就任した日本代表は23日、大分市内に集合し、合宿をスタート。明日24日の練習から合流するFW岡崎慎司(マインツ)、GK川島永嗣(スタンダール・リエージュ)のほか、故障を抱えるDF長友佑都(インテル)の不参加が決まり、28人で初日の練習を行った。
合宿初日から驚きの連続だった。バスが練習場に到着すると、まずはロッカールームで約15分間のミーティング。その後、選手たちはピッチに姿を見せたが、約25分間のランニングで初日のメニューは終了した。時計回りと反時計回りにグラウンドを計11周。あっという間に選手たちはロッカールームへ引き揚げた。
欧州組は長距離移動で帰国したばかり。国内組も前日22日にリーグ戦を戦っていたとはいえ、ハリルジャパン初日の練習は意外にもあっさりと終わった。霜田正浩技術委員長は「予想以上に寒かったので」とも話したが、予定どおりのメニューだったようだ。
何より驚きだったのはハリルホジッチ監督もランニングに加わったこと。徐々に選手から遅れ、最後は周回遅れになったが、最後まで“完走”した。これにはMF長谷部誠も「周りの選手もビックリというか、『珍しいね』という話をした」と驚きを隠さない。一緒に走ったのは指揮官だけではない。コーチングスタッフや通訳、霜田委員長も参加。「全員参加」(霜田委員長)というハリルホジッチ監督の指示だった。
「監督はいつも走っているので、普通のことのようです」と笑った霜田委員長。選手から遅れながらも黙々と走るハリルホジッチ監督の姿にスタンドのファンからは「がんばれー!」という声援も飛んだが、それに手を上げて応える“余裕”も見せていた。
マンチェスター・Cに所属する元イングランド代表MFフランク・ランパードが出場機会の少なさに不満を覚え、今月中のクラブ退団を決断した模様だと、イギリス紙『デイリーメール』が報じた。
昨シーズン限りでチェルシーを退団したランパードは、MLS(メジャーリーグサッカー)のニューヨーク・シティに加入。同クラブが2015シーズンからMLSに参加するため、昨年12月までのレンタルでマンチェスター・Cに移籍していた。
その後、ランパードはピッチ内外での貢献度を評価され、チームで必要不可欠な存在となった。そのため、マンチェスター・Cは同選手との契約を今シーズン終了まで延長していた。
しかし、ランパードは公式戦30試合に出場しているが、大半は10分強の途中出場。そのため、プレー時間を欲し、今月開幕したMLSのことも気になっているランパードは、今シーズン終了を待たずにNYシティに参加を希望しているという。なお、MLSの移籍マーケットは5月までオープンしており、ランパードのNYシティ加入に問題はない。
同選手は、21日に行われたプレミアリーグ第30節のWBA(ウェスト・ブロムウィッチ)戦で、今シーズン2度目の先発出場をしていた。
日本代表は23日、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督の初陣に向けた合宿を、大分県内で開始した。
新指揮官は、今月13日に就任。練習後に本田圭佑は監督の印象について、「少しだけ話しましたけど、フランス語がイタリア語に似ているなという印象」とコメント。コミュニケーションを図ったようだが、「ただ自分がイタリア語で返したら通じていない雰囲気だったので、やっぱり話すときは日本語で通訳を介さないといけない」と続けた。
「オーラがある監督ということに関しては、その通りじゃないかなと思います」と語る本田。「監督も言っていましたけど、ワールドカップやアジアカップの試合を見たと。それを見た限りではもっと上を目指せると。ただ上を目指すためには当然負けた原因があるし、それを変えていかないといけないという、当然のことをしっかりと選手たちに伝えていた」と、指揮官からの言葉を振り返る。
「避けてはいけないようなところに目を向けている意味では、いい機会かなと思います」と、新体制での船出について自身の考えを明かした。
日本代表は、27日に大分スポーツ公園総合競技場で行われるキリンチャレンジカップ2015でチュニジア代表と対戦。31日に東京スタジアムで行われるJALチャレンジカップ2015では、ウズベキスタン代表と対戦する。