[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ユーモアあふれる試合で人気のプロレス団体「大阪プロレス」(尼崎市)が21日午後2時30分から、篠山市郡家、篠山総合スポーツセンター体育館で、興行「大阪プロレス デカンショ街道をゆく!篠山大会」を開く。大阪市以外での巡業は初めてといい、所属レスラーら3人が9日、市役所を訪れ、酒井隆明市長に協力を要請。市長も「篠山を明るく盛り上げて」と期待した。(中野眞一)
同団体は、くいだおれ人形やえべっさんなど、大阪の名物をイメージした仮面を着けたレスラーが面白おかしく対戦するのが特徴。梅田の常設会場が閉鎖した2014年4月以降、大阪市内のホールを巡って興行を開催している。
今後は地方巡業にも力を入れることにしたといい、同団体役員の山口孝裕さん(55)の出身地、篠山市での開催を決め、山口さんの中学時代の先輩にあたる平野斉副市長が協力した。
この日は、山口さんとともに、胸にたこ焼きマークを付けたタコヤキーダーと、通天閣を衣装にあしらった怪獣ニューワールドの2人が市役所に登場。「流血などはありません。楽しく笑って楽しんで」と話し、酒井市長も「大いに篠山を盛り上げて市民を楽しませてください」と応じていた。
大会では、人気レスラーのえべっさんや、くいしんぼう仮面ら総勢18人が5試合を繰り広げる。人気女子レスラーのダンプ松本も参戦し、えべっさんとの対戦を予定。開会前には篠山市内の小学生女子のチアリーダーチームが出演してダンスを披露する。
前売りは指定A席4000円、同B席3000円、2階自由席2000円、中学生B席1000円、小学生B席500円。当日はいずれも500円増し。問い合わせは070・6925・8692へ。
昨年10月からアフリカ東部のウガンダに派遣されていた名古屋第二赤十字病院(名古屋市昭和区)の関塚美穂看護師長(45)の帰国報告会が9日、同病院で行われた。
関塚さんは日本赤十字社の診療支援活動の一員として約5か月間、ウガンダ北部のアンボロソリ医師記念病院で、外科病棟の看護技術向上や感染管理指導などを担当した。ウガンダ北部では1980年後半から約20年間にわたって紛争が続いていた。関塚さんは「病院の事務長から『紛争が終わって安全になったが、支援が来なくなった』という話を聞いた。支援のつながりの重さを感じた」と述べた。
また、過疎地域にあって看護師の離職率が高い同病院での活動について、「入れ替わりが激しくて看護の質を保つのが難しかった」というが、看護記録の徹底や傷口ケアの改善などに取り組み、定着がみられたとしている。
◇必要電力の半分賄う
府中央卸売市場(茨木市)が業務用として国内最大の出力を持つ燃料電池を導入し、9日から運転を始めた。災害に強く、二酸化炭素の削減にもつながるとして府は効果を期待している。
燃料電池は米ブルーム・エナジー社製。高さ2・1メートル、幅9・1メートル、奥行き2・6メートルで、6基ある。出力は1200キロ・ワット。
都市ガスのメタンから水素を取り出し、酸素と反応させて電気を発生させるため、二酸化炭素排出量を削減できる。地震の揺れで破断しにくいガス管を使っており、災害にも強いとされる。一部の部品は府内の企業が供給している。
同市場では、主に冷蔵庫棟に使い、市場全体で必要な電力の半分を賄う。
約13億円の設置費用は、環境省が半額を補助し、運転するブルーム・エナジー・ジャパン(東京)が残りの大半を負担する。同市場は同社から電気を買い取る形になるが、料金負担は関西電力のみから購入していた従来と変わらないという。
9日は同市場で記念式典が開かれ、松井知事ら関係者がテープカットをして運転開始を祝った。
府は年1回、ジャパン社から二酸化炭素削減などの効果について報告を受け、電力供給の安定性も検証したうえで、他の施設に導入を広げるか検討する。
県内や東京で活動する県出身の20~30歳代のイラストレーター7人の作品を紹介する「キャラクターアート展」が、米子市美術館で開かれている。連載漫画や妖怪、かわいらしい女の子など個性的な計100点が並び、若手作家の情熱を伝えている。10日まで。
米子市在住で古代神話を下敷きにした漫画「女神十神」の作者・小村博明さん(33)が「地元ゆかりの作家の仕事ぶりを知ってもらいたい」と企画。小村さんのほか、「猫又見習」のペンネームで仕事をする同市の似顔絵作家・景山ひろさん(35)、同市出身で上京して制作に励む、かめ山りなさん(22)らが参加した。
会場には各作家が代表的なキャラクターを描いた大型タペストリー(縦1・4メートル、横1メートル)を掲示し、展示作品の制作過程を撮影したビデオも上映。同市で開かれているイベント「米子映画事変」に使われたイラストなどもあり、サブカルチャーに興味を持つ来場者たちは作品の細部までじっくりと鑑賞していた。
観覧料は一般800円、大学生以下無料。先着1000人に参加作家の作品ポストカードを1枚プレゼントする。
アイルランドの伝統の祭りを模した「アイリッシュ・フェスティバル in Matsue 2015」が8日、松江市殿町などで開かれた。暖かな日差しの下、約300人が約500メートルをパレードした。
フェスティバルは市民らでつくる実行委員会の主催で、2007年に始まり、8回目。アイルランドでキリスト教を広めたセント・パトリックの命日にちなむ祭りで、松江にも住み、幼少期を同国で過ごした小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の縁もあって開かれるようになった。
パレードには、松浦正敬市長も参加し、市民らが同国のシンボルカラー「緑」の衣装をまとって行進。セント・パトリックにふんした人や、バグパイプを演奏しながら歩く男性もおり、見物客を魅了した。
島根大付属小1年、並河未來さん(7)は「外国の人もたくさんいて、見ていて楽しかった」と笑顔をみせた。(井上絵莉子)